December 13, 2006 - 雅子さま誕生日
皇太子妃雅子さまは9日、43歳の誕生日を迎えられた。病気療養中のため今年も記者会見は見送られたが、誕生日に先立ち宮内庁東宮職を通じて、「国民の温かい理解をいただき、活動の幅を少しずつ広げてくることができました」とする所感を発表された。
所感で雅子さまは幼稚園に入園された長女、敬宮愛子さまについて「毎日楽しく通っている様子をうれしく思っています」としたほか、秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さまのご誕生には、「愛子にもかわいいいとこが新たに1人できたこともうれしく、お健やかなご成長をお祈りしています」と感想を述べられた。
一方、医師団は「徐々に快復に向かっているが、引き続き治療が必要」とする見解を公表。完治のメドはまだたたない状態であることを明らかにした。
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≪ご感想(全文)≫
この一年、皇太子殿下の変わらない温かいお力添えをいただきながら、少しずつ快方に向かって過ごしてくることができました。お陰様で、国民の皆様の温かいご理解をいただきながら、お医者様のご指導の下、公務を含め、活動の幅を少しずつ広げてまいることができました。この機会に心から感謝申し上げたいと存じます。
愛子も先日5歳になりました。この秋には、天皇皇后両陛下より温かいお心遣いをいただいて、5歳のお祝いとなる、着袴の儀を無事に終えることができましたことをたいへんありがたく思っております。この4月からは幼稚園に入園し、新しい環境の中での一歩を踏み出しました。毎日楽しく幼稚園に通っております様子を心からうれしく思っております。私自身も、愛子が幼稚園生活を楽しく送れるよう、できる限りの手助けをしたいと思い、殿下にもお助けいただきながら、送り迎えをしたり、様々な行事に参加したりして参りました。このようなことを通して、幼稚園生活の一端に触れることができますことも、私にとりまして喜びになっております。
今年の夏は、家族そろってオランダで静養させていただきました。オランダへご招待下さいましたベアトリクス女王陛下、また、深いご配慮を下さいました天皇皇后両陛下をはじめとして、多くの方々のお力添えにより、お陰様でゆっくりと貴重な時間を過ごすことができました。皆様のご理解に重ねて心からの感謝を表したいと存じます。また、久しぶりの1泊旅行の公務として、10月に奈良県に参りました。多くの方に温かく迎えていただいたこともうれしく、ありがたく思いました。
昨年より、国連大学で時々聴講させていただいております。このようなことを通じ、今日の社会が直面している様々な課題について考える機会を与えていただいていることは、私にとり有意義であり、ありがたいことと思っております。また、いろいろな方からお話をうかがう中で、子供たちの将来に明るい希望が持てるよう、私たち大人が力を合わせていくことの大切さを感じております。
今年9月に、悠仁親王殿下がご誕生になられましたことを心からお祝い申し上げております。愛子にもかわいらしいいとこが新たに1人できましたこともうれしく、今後のお健やかなご成長を心よりお祈りしております。
これまで天皇皇后両陛下より温かいご理解とお励ましを賜り、特に皇后陛下より、私の公務復帰につきまして、こまやかなお心遣いを賜っておりますことに深く感謝申し上げます。また、皇太子殿下には、お忙しいご公務をお務めになりながら、いつも傍でお支え下さっていることにあらためて感謝申し上げております。国民の皆様からも変わらず温かい気持ちを寄せていただき、心よりありがたく思っております。
昨冬は、豪雪のために被害を受けられた方が多くあり、心の痛むことでした。この冬は、国民の皆様にとりまして穏やかな冬となりますよう願っております。
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■引き続き ご治療必要
≪医師団の見解≫
妃殿下におかれましては、徐々にではありますがご快復に向かわれており、今後も焦ることなくひとつひとつ可能な活動を積み重ねていただくことが重要だと考えております。
今年は、まだ体調に波がおありの中、日常のご活動に加えて、オランダのご静養や奈良県への地方行啓など、活動の範囲を広げるようにご努力いただいたことは、治療を進めるうえでとても有意義でありました。また、今年から愛子内親王殿下のご通園が始まりましたが、幼稚園生活をはじめとして育児に心を配られていることは、妃殿下の心身のご健康にとっても大きな意味があるものと考えております。
なお、妃殿下のご活動の幅はこのように広がってきてはいらっしゃいますが、ご活動の後に予想以上の疲れが残られるために、ご自身が思っていらっしゃるようには行動がおできになれないこともあり、引き続きご治療が必要な状態でいらっしゃいます。
(2006/12/09 Sankei.WEB)
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